昨日 風と共に去りぬ についてちょっと語ったら、自分がどれだけあの作品が好きかということを思い出してしまった。

栞子さんの中ではやっぱり単なる恋愛映画ではないのよ。
南北戦争時代のスカーレットの生き様、その中に恋愛要素も入ってはいるけど。

初めて観たのはテレビで放送された時だった。
今から40年以上前だ。
たしか世界で初めてテレビ放送された時だったはず。

とてもとても衝撃を受けた。
その時たまたま地元の映画館でも上映してて、その翌日が最終日だったので行くしかないと、大学の授業を昼からサボって観に行った。


P1030354
<野菜の花の中で一番綺麗と言われている オクラ>


その後原作を読んだのだけど、原作のほうがスカーレットの心情が深く描かれていて、より感動的だった。
スカーレットは本心ではレットをとても頼りにしていたし、愛していたのがよくわかる。
映画からだけでは読み取れない気持ちがいっぱい詰まってる。

やっぱり、恋愛ものか・・・。
そうなのかもしれない。

大学生のころの栞子さんにとって、レット・バトラーはとっても素敵だった。
こんな人が現れないかしらなんて、目がハートになっていた。
栞子さんにだって、そんな乙女な時代もあったのだ。
恋愛ものが苦手というのは、それより後のことだ、たぶん。


そしてビデオが発売されるとすぐに買って何回も観て、VHSデッキというものが消滅してからはDVD買ってこれまた何回も観てる。
年に2、3回、何年間かは年中行事のように観ていたなー。

その場面場面のセリフも覚えてるくらいだ。

実はメイキングビデオも買って観たのだけど、これはどっちでもよかったかな。
でも、あんな技術を使った映画が1939年に作られたというのは驚きだ。

原作(大久保康雄・竹内道之助訳)も何回も読んだ。
何年か前に新訳が出版されたそうで、しかも2人が別の出版社から、それも気にはなっているのだけど、まだ読んでいない。

Tomorrow is another day. はしばらく栞子さんの座右の銘になっていたほどだ。


あれからスカーレットはどうなるのだろうか、本当にレットは帰ってこないのだろうかと気になって仕方なかったのだけど、続編があるのはご存知だろうか。

もちろん、マーガレット・ミッチェルの作ではないけど。
アレクサンドラ・リプリーという人が書いた スカーレット だ。

とーっても分厚い本で1090ページの二段組。
小説の質としてはどうなの?という部分もあるかもしれないけども。
今も我が家の本棚に鎮座している。
ミッチェルの原作を読んだ後、続けてこっちも読まないと終わった気がしないので、これも何回も読んだ。

はは、なんか熱い思いをもってたころを思い出してしまったよ。
栞子さんの中で 『風と共に去りぬ』 は小説も映画も永遠だ。





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