タイトルと表紙に惹かれて、しかも原田マハさんだし、前から気になってた本。
薄い本なのに随分時間がかかってしまった。
まぁ、それはあんなことがあったからしかたないけど、何かあると本を読む気力もなくなるってことだね。
絵画が好きなのかと問われると、それほどでも・・・なんだけど。
マティス、ドガ、セザンヌ、モネの4人の画家の暮らしを描いた短編集、フィクションだ。
ドガといえば「踊り子」、モネといえば「睡蓮」ぐらいの知識しかないので、マティス、セザンヌの名前は知ってても作品がイメージできないという体たらくで面目ない。
表題作が一番ステキだったなー。
文庫本の表紙に使われているのは「睡蓮−雲」だそうだ。
色合いとか雰囲気とかがツボ。
原田さんの作品は、描かれている画家の作品が表紙になってることが多いので、それに惹かれて買ってしまうことが多いのよ。
たゆたえども沈まず の表紙の「星月夜」は、今では栞子の中で、ゴッホの作品の中で一番好きな絵になっている。
何が好きかって、単に直感。
本の感想が一言もなくてすいません。
にほんブログ村
にほんブログ村