昨日は録画してた映画を観たよ。
日本アカデミー賞の作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞に輝いた作品だそうだ。
新聞記者 [Blu-ray]
田中哲司
KADOKAWA / 角川書店
2019-11-22


原作は未読だけど、つい最近ニュースで耳にした出来事を思い浮かべざるを得ない内容で、どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションなのか、だんだん緊張感が高まり、引き込まれて興味深く観たわ。

でも、最後はどうなんだろうね。
杉原は結局どういう道を選んだのだろう。

あの吉岡の表情から考えて、車の前に飛び出したということなんだろうか。
信号の状況を考えると、左折してくる車に身を投じたということ?

上司と同じように死を選ぶより、もっと他に道はあったのではないか。
今の職を辞めても他の道で生きることができたのではないか。
生まれたばかりの子どもと奥さんを残してどうすんの?

生きて正義を貫いてほしかったよ。
そうすると、国がひっくり返るようなことになってしまうのか…。

この国の民主主義は形だけでいいと言い放つ内閣情報調査室の多田。
そんな所があるんだねぃ。知らなかった。
DSC02592 (1)


最後は描かれてないから、正確にはどうなったかわからないんだけど、視聴者の想像に委ねるということなのか。
にしても、吉岡の表情からすると大体の人の答えは同じなんじゃないかな。

基本、栞子は勧善懲悪が好きなのよ。
世の中正しい人が勝つとは限らない、むしろそうじゃないことの方が多いかもしれないってこともわかってるけど、やっぱり正義が勝ってほしいのだ。

制作者側が忖度したのだろうか。
そこはフィクションに徹してスカッと終わってほしかったと、個人的には思うのよ。


退職まであと2日。


★ 夕方、いつも同じ窓から外を見る。切り取られる範囲は同じだけど、見える風景は刻々と変わって二度と同じ風景に出会うことはないよねぃ。




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