退職まであと2日。
今の職場に勤務してた3年2ヶ月の間、特に個人的な繋がりを作ろうとも思ってなかったので、同年代の川口さん以外とあんまり話をすることもなかったのだけど、ある児童心理司さんがちょっとしたプレゼントをくださった。

その人とは職場からバス停までのほんの数十メートルを一緒に歩くだけだったのだけど、何だか予想外のことで驚き、恐縮してしまったわ。

で、帰りに栞子もちょっとしたものを買って、明日は彼女は週休日で会えないので、メッセージをつけようと思ったわけ。

そういう時、今までならボールペンで書いてたと思うんだけど、何となくボールペンだとちょっと違う気がして、ずーっと使ってなかった万年筆を引っ張り出してきた。

なぜか、万年筆で書きたいと思ってしまったのだ。
特に根拠もなく万年筆の方が思いが柔らかく伝わるような気がしたのよ。
DSC02422 (1)


昔は中学生になると万年筆とか買ってもらわなかった?

栞子は結構万年筆が好きでよく使ってた。
昔はボールペンが手に馴染まなくて書きにくかったのよねぃ。
最近は随分書きやすいボールペンができて、ジェットストリームとか気に入って使ってるんだけどね。

今までもたまに万年筆を使うことはあったのだけど、ちなみに中学生の時買ってもらったのを今まで持ってたわけじゃないよ。何年か前に買って、たぶん半年以上放置していたと思う。

そんな万年筆を使うとなると、いろいろ面倒なのだ。
カートリッジじゃなくて吸入式のだから、中を洗うところからやらないとインクが出ない。
洗ってインクをゆっくり吸入して・・・。

メッセージを書こうと思ってから30分ぐらいかかってしまったわ。

でも、やっぱりいいわー、万年筆。
濃さが均一ではないところが味があるというか・・・。

一時期インクの色にも凝ったことがあって、今回使ったのは御影グレーという、神戸の文具屋さんオリジナルのインクだ。

なかなか文字を書く機会もなくなってしまったけど、ちょっとまた万年筆を使いたくなったよ。





♪今日も栞子のひとりごとにお付き合いくださって、ありがとうございます♪



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