以前から言ってるけど、我が家の庭にある草花は全部父の遺産(?)で、栞子は何があるのかほとんど知らなかった。
父がいなくなっても時季がくれば健気に咲いてるのを見て、可愛いし愛着もわいてきて、これはちゃんとお世話しなくちゃと、父が遺したものを枯らしてはいけないと思い始めたの。
それでも仕事してた頃は、概ね放置だったんだけどね。
父が亡くなって5年。たぶん、芍薬も毎年蕾をつけてたと思うんだけど、亡くなってから2年ぐらいは勝手に咲いてたのだろうか、全く記憶にないわ

3年前、白い蕾がついてるのに気づいて「ああ、もうすぐ咲くんだな」と思ってたのに、なぜだかそのまま茶色くなって花が開かないで終わってしまった。
せっかく蕾がついたのになぜ? さすがの栞子も気になったので調べてみたの。
すると、芍薬の蕾には蜜のようなのが出るので、それで花びらが固まって開かないことがあるのだそうだ。
水をかけるか、手で少し助けてあげた方がいいということだった。
水をかけるか、手で少し助けてあげた方がいいということだった。
次の年は、そのとおりに実行したんだけど、手でワシャワシャやり過ぎたみたいで、結局また開かないまま終わった

そして、今年。今までは白しか出てこなかったんだけど、ピンクのもあったのね。
1枚目の写真は1週間前の姿なんだけど、初めて見たピンクの蕾、これは絶対咲かせなきゃと思ったわ。
去年の轍は踏まないように、手で触るのはやめて、毎朝柔らかーく水をかけて見守ってたんだー。
咲いた! 今年は咲いたよ。
嬉しいわ〜。
ちゃんと気にして、ちゃんと手をかければ応えてくれるんだねぃ。
正直、今まで芍薬や牡丹のように大きくて華やかな花よりも、もうちょっと控えめな雰囲気の花の方が好きだったんだけど、好きかどうかは別として、やっぱりこんなにふんわり大きな花が開くと嬉しいものだねぃ。
正直、今まで芍薬や牡丹のように大きくて華やかな花よりも、もうちょっと控えめな雰囲気の花の方が好きだったんだけど、好きかどうかは別として、やっぱりこんなにふんわり大きな花が開くと嬉しいものだねぃ。