と言ってもどこかの知事さんのことではないよ。
このたび、地域の小学生の下校時の見まもり隊に志願したの。
この町内は150軒ぐらいあって、それが8つの班に分かれてるんだけど、各班から5人程度のボランティアを募って見まもり隊を結成するのだ。
子どもたちが学校から帰る時間帯に、緑のベストを着用して通学路の要所要所に立って整理するという役目で、任期は毎年5月から翌年4月まで。
学区内の他の町内と交代で立つので、月に2回か3回なんだけどね。
各班5人というのがなかなか集まらないのよねぃ。
若い人は仕事してるし、後期高齢者が多い地域なのでなかなか適当なお年頃の人が少ないの。
毎年その年の班長さんが苦労されてて、栞子のところにも時々「お願いできませんか」と来られてたのだけど、仕事してると3時に帰ってくるのは無理だもの、今までお断りしてたんだー。
だけどもう仕事も辞めたしね、10年近くこの地で塾をやってたので、当時生徒だった子の子どもさんとかもいるわけだし、少しは地域のお役に立とうと思って手を挙げたわけ。
栞子には孫はいないから「おばあちゃん」と呼ばれたことはないけど、小学生からしたらおばあちゃん世代だよね。
下校途中の小学生に「おばあちゃん」と呼ばれたら、さすがにショックかも〜〜。
そんな思いを抱えながら、昨日は見まもり隊デビュー。
子ども、少なかったわー。約30分間のお務めだけど、栞子の前を通ったのは3、4人の一団体だけだったよ。
年代的に我が子の同級生のお母さんとか、栞子自身の同級生とかも見まもり隊適齢期で、すぐ近所に住んでても滅多に会うことがないので、むしろそういう人たちと久しぶりに会って近況報告なんてできたのが収穫だったかな。
小学生の子どもたちに接することも、栞子の生活にはないことなので、ちょっと新鮮な気分だし、気分転換にもなりそうだわ。