もう10年ぐらいになるだろうか、ある1人の絵描きさん(ご本人がそう言ってるので)が地元で個展を開くたびに行っている。
初めて行った時にとっても気に入った作品があった。
0号の小さいので、その時は買おうと思えば買えるぐらいの値段だったんだけど…。

それからその絵描きさんはどんどん人気が出て、作品の価値もどんどん上がっていった。
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<駅のエスカレーターの脇に豪華なシクラメンが>


色使いとか雰囲気がとーっても栞子好みで、発表されるたびに「いいなー」「ステキ〜」と思う作品に出会うのだけど、到底自分には買えないと思ってたし、最初に観た作品ほどには心動かされることがないまま今に至ったの。


ところが、今回どハマりした作品に出会えたのだ。
あの風景を我が家にお迎えしたい。
そういえば、初めて感動した絵も風景だったなー。


それはそれは葛藤があったよ。
必要なものなのか…ってね。

お金もないのに。
でも、心が満たされるやん、心が豊かになるやん。
「はぁ?心が満たされるよりお腹が満たされる方が重要やろ」とか、「心が豊かになっても財布は枯渇するで」とかね。

結局、自分の中で上限はあるけど、その額以内なら思い切って清水の舞台から飛び降りよう。
と思って個展会場に行ったの。

どうしても買うつもりなら開場と同時に行くべきだと思ったんだけど、やっぱりどこか臆してたんだろうね、ちょっと過ぎてから行って売却済だったらしかたないと、30分過ぎて到着したのよ。

既に売却済を表す赤い丸シールが貼られてたわ。
作家さんと少し話をしたけど、朝一番最初に売れたそうだ。

シールが貼られてたからはっきりとはわからなかったけど、他の作品と照らし合わせてみると、おそらく栞子が上限と言ってた額の2倍ぐらいだったようだ。
どっちにしても買えなかったんだけどね。
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<毎年この時季にお出ましになる>


飛び降りなくてよかった。
怪我をしなくてよかったってことだよ。
 

貧乏人は絵なんて買わなくていいんだよ。
その絵は作家さんのブログにアップしてあるので、それをプリントアウトして我が家の壁にペタッと貼っとこうかな。
それが分相応ってことだよ。

あ〜〜、新年早々いじけてしまったわ。

そうだ、次に出会った時にポンって買えるように貯金すればいいのか。
また頭がお花畑になってる〜




♪ 今日もお付き合いくださって、ありがとうございます ♪
 葛藤を繰り返しながら生きている栞子です
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