高校生だったころって、もう半世紀も前なのね。ビックリだよ。むしろ怖いわ。
思い返せば、たしかにいろんなことでワチャワチャしてたよなー。
今年2冊目は三浦しをんさん。
しをんさんは好きな作家さんで、『風が強く吹いている』は大号泣して、今でも好きな作品ベスト3に入っている。
『舟を編む』も『まほろ駅前』のシリーズも大好きだ。
エッセイも無茶苦茶おもしろい。
最近ほとんど図書館本をネットで予約するのだけど、作者とタイトルで直感で選ぶことが多いかなー。
内容紹介もあんまり読まないことが多いし、どこかのレビューも事前には読まない。
いやー、半分ぐらいまでは正直キツかったわー。
なんとなくぼんやりしてて、つかみどころがないというか、どこに焦点当てたらいいのかわからない、みたいな。
寂れた温泉町に住む高校2年生の主人公とその同級生たちの生活が描かれている。
主人公の怜には2人母親がいて、両方の母親のもとを行ったり来たりしている。
複雑な家庭らしいということはわかるけど、そのことについて深く語られるわけでもなく、なかなか読み進まなかった。
やっと半分ぐらいになった時に怜の父親が出現して、そのあたりから一気に最後まで読んだという感じだけど、父親の話も特に盛り上がりもなく…。
そうかと思えば博物館に展示してある土器の窃盗犯を追いかけたり…。
あんまり残るものがなかったのよねぃ。
高校生が主人公の青春小説というところなんだろうけど、いろんな要素を詰め込み過ぎかなという印象を受けた。
栞子自身、青春があまりにも遠くなり過ぎたのか…。
最後のフレーズ「エレジーよりはこっちのほうが餅湯の町に似合うもんな」というところで「湯の町エレジー」を思い出したわたし、たしかに青春は遥かに遠い。
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